笛吹中央病院
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ひざ軟骨の新しい治療法をご存じですか?

膝関節痛を患われている方は全国で1000万人以上とも言われています。多くの方は膝関節の骨の表面にある関節軟骨の障害により、痛みを生じているものと考えられます。この膝関節の痛みは慢性的な痛みとなりやすいのですが、これは関節の軟骨が再生しにくいことが原因と考えられます。

関節軟骨はなぜ再生しにくいか

膝などの関節の骨の表面を覆っている軟骨は、一度損傷を受けてしまうと自然には治らない組織です。なぜならば軟骨組織には血管がないからです。このことは18世紀より知られていました。
皮膚や骨などは損傷を受けた部位より出血を生じます。血液の中には傷を治すのに必要な様々な細胞や栄養などが含まれています。しかし軟骨には血管がないので、損傷しても出血しませんし、それを治すのに必要な細胞も栄養も供給されません。ですから軟骨は自然治癒しないのです。

自家培養軟骨移植について

再生医療という言葉を、テレビや新聞雑誌などでお聞きになられたことがあると思います。
再生医療とはケガや病気で冒されて組織や臓器を自分自身の細胞を使って元通りの形や機能を再生する医療技術のことです。
整形外科の分野では従来は不可能と考えられていた関節軟骨の再生を、自分の関節軟骨の細胞を培養することによって再生させる治療が実用化され、平成25年より外傷性の膝軟骨欠損に限り保険適用が、一定の基準を満たした医療機関で認められるようになりました。このような医療機関は現在全国に約150施設ほどあり、当院でも平成27年4月にこの新しい膝関節の軟骨再生治療が可能となりました。具体的な治療の流れとしては、全身状態やアレルギーの検査をした後、患者様の膝関節より少量の関節軟骨を採取させていただいた後、院外の専門の培養施設で軟骨細胞の数を増やします。その後培養された軟骨を患部に移植します。

 
自家培養軟骨移植

この自家培養軟骨移植術は10歳代から60歳代の方を中心に幅広い年齢の方に適応がありますが、外傷性軟骨欠損のみで保険適用が認められています。
詳しくは当院整形外科・関節治療センターまでお問合わせ下さい。


笛吹中央病院 整形外科部長
片桐 佳樹医師
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